2012年4月23日月曜日

週末のアチラとコチラ【再編】

昨日の日曜日、弊社スタッフの野口と新人の須賀は、秋葉原UDXで催された大信貿易主催の「「WIELAND Special Seminar オールジルコニアクラウン・ゼノスター 最新補綴情報セミナー」に参加してきました。

箇条書きですが、メモしてきたものを紹介します。

【星野元先生など】
■e.maxについて
ジルプレスは割れてしまうことがあるが、キャドオンだと割れないらしく、メーカーはプレスの方が硬いということとは反対の結果が出ている。

それが本当だとしたら仲介の材料の差なのか?

■ジルコニア単体だと対合歯に良くないと言われているが、それは仕上がりの粗面によるもので、ポリッシングしたジルコニアなら天然歯を痛めることはない

■メタルフリーにする理由は「金属の高騰」と「MBのチッピングのアフターケアーが大変」ということ

e.max年間400本セットして、4本問題が発生
ジルコニア年間200本せっとして、4本問題発生(ジルコニア冠、ジルコニア・セラミックなど)

これらの数字はMBのそれと比べて著しく少ない


以上 DT.野口



■受講者の皆さんはベテランのように見え、私のような新人が来ていいトコロなのかと、とても不安になった

(須賀は初めての講習会参加だったので、こういう感想が出たのだと思います、爽やかで良いですねw)

■女性が大勢の前でCADを軽快に操り、少ない時間で読み込み&デザインをしているのを見て、自分との大きな差を感じた【協和の木村さんの講演の中で】

■自分もこれから沢山勉強して経験を積んで、もっと多くの人の役に立てるようになっていきたい



以上 DT.須賀


ジルコニア単体のクラウンについては色々言われていますが、私としては「どうしてもそれでなければならないとき」だけは仕方ないとしても、なるべくジルコニア単体のものは口腔内に入れないほうが良いのでは?と思っています。

歯が崩壊する、口腔組織に崩壊のエネルギーが加わるというのは、主に就寝時のことだと思います。覚醒時の平均17.5分の歯牙の接触で摩耗がすすんだりしているわけではないので、就寝時の5倍~10倍の咬合力が加わるとき、生体にとってどうなのか?というのが、問題だと思います。

90~100mpa前後のセラミック材料なら割れてくれますし、メタルなら摩耗してくれます。

1000~1200mpaという絶対割れないモノが、今後どのような影響を与えるのか、与えないのかは、未知の領域だと思っています。
現時点で絶対大丈夫というものではないはずです。
特に力学的崩壊の軸になりぺリオの起発部位の4番や7番などに入れたくなるのだろうとは思いますが、だからこそ、材料の選択は慎重に見ていかなければと思います。

小林高志









大宮のソニックで行われた大竹歯科クリニック主催の「インプラント説明会」は、午前の部、午後の部とも事前予約の患者さんの数を上回る飛び入りの患者さんがみえ、かなりのやりがいを覚えたのと同時に、手ごたえも感じることができました。


昼の休憩時間での一コマ

左の二人がノーベルの山山コンビこと、山名さんと山本さんです。

0 件のコメント:

コメントを投稿