2010年10月27日水曜日

セントリック・ストップ


遊離端のバイトは難しいですね。長年技工に携わっていますが、遊離端のバイトは難しいと常々感じています。
遊離端補綴の際には最後方の支台歯に セントリック・ストップを付与してくださっている先生の医院では、バイトが低い高いなどのトラブルはほとんどありません。ほんのちょっとの手間で再製作が減るのは、患者さま、先生、また技工士にとっても嬉しいことだと思います。

Overcompensation

適合については後々綴っていきたいと考えています。

最初の投稿に添付してある写真からもわかるとおり、サヤカには顕微鏡に迫るマイクロがあります。精神的に受けるプレッシャーは相当なものですが、そこから学ぶところはとても大きいものがあると思っています。

近年CAD/CAMが歯科業界にも入ってきました。適合も素晴らしいと言われます。
かつての適合の大家はいかんあしきやよろしきやといった感じなのかもしれません。

適合の客観評価は難しいですね。
なにをもって適合しているかというと、たとえば支台歯全部にピッタリ適合していたら
セメントや接着剤を使ってセットするものとしては落第点かもしれません。

ちょっと簡単にまとめてしまいますが、サヤカでは過補償というか過剰防衛とでも
いったらいいのか、いかに問題の根を先摘みしておくかということを考えています。

頭が良いということ

一般にIQ(知能指数)が高い人は頭が良いと言います。
IQが高いと知能が高く、IQが低いと知能が低いということですね。

両親ともが高いIQの場合、IQの高い子供が生まれる可能性は75%、
片方の親が高いIQの場合、IQの高い子供が生まれる可能性は50%、
両親が低いIQの場合、IQの高い子供が生まれる可能性は25%、
という話を聞いたこともあります。

知能とは、物事を論理的に考えられる、計画性を持って問題を解決出来る、抽象的に物事を考えられるなどの知的活動を含む心の特性だといいます。

しかし近年では社会に出て活躍できる、いわゆる成功する人はIQが高いだけではなくEQが高い人だということになっているようです。

EQとは自分を知る能力(心内知性)と、周囲とのバランスを考え適切に行動する能力(対人知性)とを合わせた人格的知性といいます。

会社で登山の計画を立てたとします。
日程、準備などそれぞれの立場で考えてみてください、と言ったとします。
これでは、なぜかかなりの確率で、ほとんど何もやりません。

面倒だからという逃げもあるでしょうし、複数人いるための平準化もあると思います。

人をどうやって動かすか、などのセミナーでは、仕事を与えるとき
「やってもらいたい内容を明確にし、出来るだけ短い期限を付けて」などと言います。

それにならって言うとすれば
「○○君は日程を決めてください」
「○○君は必要な道具などあるか考えてください」
「○○君はその時に必要なお金はどのくらいか計算してみてください」

などではないかと思います。
ほとんどが一夜漬けかもしれませんが、こうやればそれなりのものは出てきます。

大きな会社ならこれでいいのだと思います。
指示をだす人がいて、指示出される人がいてという組織のしくみですね。
歯車なんていうひともいます。悪い言い方に聞こえるかもしれませんが、
決してそんなことはありません。
歯車ひとつひとつが自分の役割を完ぺきにこなし、全体として生半可な組織では
できない大事を成し遂げることも多く。テレビ局を想像すると分かりやすいですね。
余計なストレスもないでしょうし、物事もスムーズに進みます。

しかし、社会人として、リーダーとして、パートナーとして、後継者としてなどと
小さな会社で先のことを考えたり、大きな会社でも部署ごとの成長などを考えたりすると
これだけではダメだなと思うのです。

直前になって
「登山靴持ってないですし」とか言いだす人も出てきそうですw

技工は作ることだけを考えれば、テクニカルな難しさはありますが
いわゆる「明確で短い期限」の分かりやすい仕事です。

でも、仕事とは依頼されて初めて成り立つものです。
あてにされないと始まりません。
そういった意味での人として評価されないのであれば、
技工物は何処の国で誰に作ってもらってもいいものになってしまいます。

言われたことはやりました。
ではなく、言われたことをやるのは最低限というモノの考え方を
私もまだまだ学び伝えていかなくてはいけないと思っています。

2010年10月26日火曜日

インターネット

人間は昔から何も変わっていないと言われますが、
私たちの周囲、とくにネット関係は最近ものすごい勢いで変化していると聞きます。

最近ではツイッターとユーストリームがキーワードだとか。(すでに古いかな??

ユーストリームは、その言葉も聞いたこともなかったのでググってアレコレみてみると
ビックリしました! なんですかね、あのリアル感というかなんというか。
これでは確かにネットと人との関係が変わるだろうなぁと、ぼんやりながらも実感しました。
人とテレビ、人とラジオ、人と新聞や雑誌、人と人などなどの、
あらゆる部分に影響してくるのでは??? など。
以前といっても10年くらい前では、掲示板に定期的に書き込みしている、という程度でも
「おたく」「くらい」など、なんでそんなものに時間を費やすんだ?などと言われることもあったのに、
今では小さな会社でもHPを持っていて「毎日アクセスが○○件ある」とか
「ブログへのアクセスが○○件」ある、ということが会社として評価されている、
ということに繋がったりしているようですね。

先日横浜で行われたデンタルショーではipadを使った商品が多数出品されていました。
現在はまだサーバー方式のHTMLなので、正直動きが重くてipadの良さは全く
感じられない商品でしたが、いずれ間もなくSDKでさくさく動くものが出るのだろうと思います。

傍らではアンドロイドが色気を放ちながら次々と世に出てきています。

ネット上でのオリジナル・メディアに長け、多くの顧客のココロを掴むところが主戦場となり
本質である中身が問われる以前に、勝負の場にも立てずにふるい落とされる昔ながらの
職人がますます増えるのではないのかと危惧します。

ブログというもの

おそらく自分は苦手なのだろうなと思います。
考え感じたままを上手に文章に出来る人と出来ない人がいるとするなら、
間違いなく自分は出来ない人ではなかろうかと。
たいして考え感じてもいないのに、文章だけは輝く人もいるでしょう。
写真など添えながら演出したら効果抜群。

たとえば手紙で気持ちを伝えるというのは、あまり好みません。
気持というのはユラユラと形を変えるのに、まるでそれが全ての決定事項のように
文章に残っていくというのは、どうも嘘を伝えてしまうようでなりません。
(ごめんなさいとか、ありがとうなら良いんですよ?w

そこまでいかなくても、手紙の場合は「今は」という注釈をつけたくなるというかw

自分の言いたいことを伝える手段としては
どちらかというと、その場の空気を感じ相手の反応をうかがいながら
時に話をズラしたり、冗談を織り交ぜたりしながら会話で展開していくというほうが
おそらく自分には合っているのだろうと思います。

そんな私がブログを書いていきます。

そう、練習です。 文章にする練習。

よろしく